SX-150 ビデオテープリボンコントローラー

ビデオテープを可変抵抗として利用します。
しっかり作れば演奏も可能・・?!
デモ動画


実験がうまくいくかは”導電性のテープ”を見つけられるかで決まります。
S-VHS,Hi8等のテープが使える事を確認していますが、全ての品種で確認した訳ではありませんから、中にはダメな物もあると思います。
通常のVHSテープはほとんど使えないかもしれません。

チェック方法
テープ裏側にテスターの抵抗レンジで導通があるかを確認します。
ハズレでなければ100kオームから1Mオーム程度の抵抗が確認できます。
あまりにも高抵抗であるものは使いにくいです。

動画で定規を使っていますが、背中にステンレス板が付いていて、これを接点として利用しています。
この接点部に平行する様に両面テープを貼りますが、テープの幅と接点面の間隔を考えて貼ります。
この両面テープの厚みの分だけ接点からビデオテープが浮く構造ですが、足りないと思われる場合は両面テープを重ね貼りします。
ビデオテープの導通面を接点側にして、たるみが無いように張り渡します。
断面図にすると以下のようになります。


リード線の被覆を2-3センチ剥いて輪をつくり、テープ両端に貼り付けます。クリップ等を利用して固定しても良いでしょう。
同じ長さのリード線を同様に加工して、接点側に貼り付けます。
シンセ本体のコントローラ部のネジ2本をはずし、端子をすこし起こします。何度も無理に曲げると折れてしまう可能性があるので注意が必要です。

この端子にビデオテープからの配線を接続します。
テープ右側をコントローラ端子右、テープ左を左端子接続します。
接点からのリードは被覆を剥いて演奏棒に巻きつけて固定して完成です。

改造ポイント
なるべく簡単にするため、本体コントローラ部分を乗っ取って接続するように説明しましたが、使うテープの抵抗値がかなりバラツキがあるので
本体内部から+5Vと、GNDを引き出し、それぞれにVRを入れてテープに接続すると上下の可変幅を調整でき演奏しやすいです。
動画では内部へ直接接続しています。
このコントローラは構造上ノイズを拾いやすいです。回路のGNDになっている部分に触れながら演奏すると軽減できます。
動画後半はわざとノイズで変調された状態、レゾナンス改造もした状態で音を出しています。これはこれで面白いサウンドが出せると思います。