KORG monotron 外部拡張端子増設

CV/GATE入力追加ではCV/GATE入力の方法のみ解説しましたが、
ここではさらに電源やリボン電圧、オーディオ入力、VCO出力も外部へ引き出し、外付け自作機器を追加可能にする改造を紹介します。
引き出すコネクタ、配線の仕様を決めておくと色々な機器を繋ぎ変えて楽しめます。
Arduinoや自作回路を接続をしたい方の参考になれば幸いです。

まずはケース、コネクタの加工です。
私が使ったコネクタは、2x10のピンソケットを切断してヤスリで加工した物で、下の写真の様にケースにはめこみ固定出来るようにしました。
写真左側の方がスペースがあるように見えますが、スピーカーがあるためここは使用できません。(ラインしか使わない。スピーカーは不要!であればここでも構いません)
接着による固定はピンの不良やトラブルの際交換が出来なくなるのでお勧めしません。



ピンアサインは以下のようにしました。


上列中央のNCは穴を塞ぎ、プラグ側はピンを抜くことで逆刺し防止としています。

VCCは+5Vが出力されており、あまり重い負荷でなければ外部機器への電源供給に使用出来ます。
目安として、5V電源で電池(単4〜単3)で動くような回路であればこの端子から供給できる可能性があります(当然ですが電池の持ちは悪くなります)
デジタル系の電源供給とする場合は電源デカップリングについて考慮しないとオーディオ出力にノイズが乗る場合があります。

Vbiasは1.35Vの電圧で、各部これを基準電位として動作しています。

拡張コネクタにもAudio INを新たに引き出しました。VCOやノイズ源を追加した場合などの入力に使用できます。
追加方法は以下の写真の赤丸の部分に「10Kオーム」の抵抗を接続して外部入力コネクタへ引き出します。

コネクタ側に抵抗をハンダ付けし、細いポリウレタン線で配線するのがお勧めです。

VCOOUTはオシレータの発振出力がそのまま出ています。リボンにタッチしていない時は発振停止しています。
GATE,PitchCV,CutoffCVについてはCV/GATE入力追加を参照ください。
ribbonは基板裏のGATEポイントから取り出し可能で、非タッチ状態1.34V タッチ状態で1.51V〜4.7Vの変化が得られます。

拡張端子の利用例としては、別ページで紹介しているアナログシーケンサー NSQ-10
VCC,Vbias,GND,GATE,Ribbon,PitchCV,CutoffCVを使用しています。


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