アナログシーケンサー 「NSQ-10」

KORG monotron用に製作した小型アナログシーケンサーです。
ピッチとカットオフ、それぞれをオン/オフ可能、リボンにタッチした時だけパタンが進行するモードも搭載しました。
リボンも同時使用できますからシーケンスをリボンでシフトして演奏が可能です。
簡単なビデオを用意しましたのでご覧下さい。
monotron&AnalogSequencer

このシーケンサをmonotronと接続するためにはまず外部拡張端子増設
と以下で解説する外部トリガー有効化をしておく必要があります

CV/GATE入力追加で説明しました通り、外部GATEまたはリボンで発音中に別のGATE信号を変化させてもEG(LFO)はリトリガーされません。
以下の写真の赤丸部分に「0.01μ」のコンデンサを付け、GATE改造で追加したデジタルトランジスタのベース部分に接続します。
赤丸部分のコンデンサと同じサイズの物を横にして逆L字状に配置し、ポリウレタン線でトランジスタへ配線するのが簡単です。


NSQ-10回路図


アナログシーケンサーとしてシンプルな方法の一つである Decade Counter「TC4017BP」を使用したもので、 この出力をボリュームとLEDへ分配してステップの表示と電圧を得ています。
ICの動作については以下のデータシートをご覧下さい。
TC4017BP,TC4017BF東芝セミコンダクタ社

このカウンタを駆動するクロック源としては「LMC555」を使用しました。
LMC555National Semiconductor Corporation

ビデオでは簡単でシンプルな事を見ていただく為基板上にすべて載せていますが、実用にするにはテンポ、各ステップのボリュームは軸つきボリュームをお勧めします。
スイッチももスライドSWやトグル型をお勧めします。

本シーケンサの特徴の「リボンをタッチするとシーケンスが始まる」機能について解説します。
リボンをタッチしたか判断しているコンパレータ(図面左のU1)は非タッチ状態でLレベルとなっていて、555をリセット状態に維持する事でカウンタを停止させています。
GATE出力も停止しますので本体は発音停止状態です。(本体リボンはこの状態でも使用可能です)
リボンタッチされるとコンパレータがHレベルになり555が発振を開始、これと同時にカウンタへもリセットパルスが入力されますので、頭からシーケンスが開始します。
RESETMODEスイッチをオフにする事でコンパレータが回路から切断、R3により555のRESET端子がプルアップされる事でフリーランモードとなります。

図面ではCV/GATE入力追加をしてある場合で1オクターブ程度の範囲にしてありますが、
音程とカットオフの変化幅の調整はR7とR8を変更する事で可能です。

GATEOFFスイッチはmonotronへGATE信号を送らずCVのみを送るモードです。
この機能によりEGを長いタイム設定に、手動でリボンからトリガーをかけてフィルタのみシーケンスする、といった使い方もできます。


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